椿
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    10月15日

     

    今年も椿の花が咲きました。

     

     

    こちらの木には膨らんだ蕾が見られます。

     

     

    別の木を探すとここにも咲いていました。

     

     

    以下の説明と写真はWikipediaより引用しました。

     

     

    ツバキ

    ツバキ(椿、海柘榴)またはヤブツバキ(藪椿、学名: Camellia japonica)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹。

    照葉樹林の代表的な樹木。

    日本内外で近縁のユキツバキから作り出された数々の園芸品種、ワビスケ、中国・ベトナム産の原種や園芸品種などを総称的に「椿」と呼ぶが、同じツバキ属であってもサザンカを椿と呼ぶことはあまりない。

     

        ヤブツバキ

     

    形態・生態

    常緑性の高木。

    普通は高さ5–6mだが、樹高18m・胸高直径50cmにも達する例も知られる。

    ただしその成長は遅く、寿命は長い。

    樹皮はなめらかで灰白色、時に細かな突起がまばらに出る。

    枝はよくわかれる。

    冬芽は線状楕円形で先端はとがり、円頭の鱗片が折り重なる。

    鱗片の外側には細かい伏せた毛がある。

    鱗片は枝が伸びると脱落する。

    葉は互生、長楕円形から広楕円形、鋭尖頭(先端が突き出す)で、葉脚は広いくさび形、縁には鋸歯が並ぶ。

    葉質は厚くて表面につやがあり、濃緑色で裏面はやや色が薄い。

    花期は春にかけてにまたがり、早咲きのものは冬さなかに咲く。

     

    サザンカとの見分け方

    ツバキ(狭義のツバキ。ヤブツバキ)とサザンカはよく似ているが、次のことに着目すると見分けることができる(原種は見分けやすいが、園芸品種は多様性に富むので見分けにくい場合がある)。

    • ツバキは花弁が個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちるが(花弁がばらばらに散る園芸品種もある)、サザンカは花びらが個々に散る。
    • ツバキは雄しべの花糸が下半分くらいくっついているが、サザンカは花糸がくっつかない。
    • ツバキは、花は完全には平開しない(カップ状のことも多い)。サザンカは、ほとんど完全に平開する。
    • ツバキの子房には毛がないが(ワビスケには子房に毛があるものもある)、サザンカ(カンツバキ・ハルサザンカを含む)の子房には毛がある
    • ツバキは葉柄に毛が生えない(ユキツバキの葉柄には毛がある)。サザンカは葉柄に毛が生える。

     

          ツバキ            サザンカ

     

    分布

    日本原産。

    日本では本州、四国、九州、南西諸島から、それに国外では朝鮮半島南部と台湾から知られる。

    本州中北部にはごく近縁のユキツバキがあるが、ツバキは海岸沿いに青森県まで分布し、ユキツバキはより内陸標高の高い位置にあって住み分ける。

     

    園芸品種

    花容による品種

    花色

         白斑の例
    • 白斑 - 星斑、雲状斑、横杢斑
    • 覆輪 - 白覆輪、紅覆輪、底白
    • 絞り - 吹きかけ絞り、小絞り、縦絞り、紅白絞り

    花形

    • 一重咲き - 猪口咲き、筒咲き、抱え咲き、百合咲き、ラッパ咲き、桔梗咲き、椀咲き、平開咲き
    • 八重咲き - 唐子咲き、八重咲き、千重咲き、蓮華咲き、列弁咲き、宝珠咲き、牡丹咲き、獅子咲き

              千重咲きの例

     

             獅子咲きのツバキ

     

    花の大きさ

    • 極大輪 - 13cm以上
    • 大輪 - 10-12cm
    • 中輪 - 7-9cm
    • 小輪 - 4-6cm
    • 極小輪 - 4cm以下

     

     

    地域による品種

    肥後のツバキ

    肥後椿(ひごつばき)は、肥後・熊本藩の大名だった細川家にて、育種・保存されていた系統で、かつては門外不出であったが、現在では苗木が販売され、愛好者が多い。

    鉢植え・盆栽として栽培され、花は大輪一重で、梅蕊(ばいしん)咲きという花形で、花の中心から多数のおしべが放射状に広がり、赤・白・ピンクやその絞り咲きの花の色と、黄色のおしべとのコントラストが非常に美しい。

    肥後六花の一つ。

     

    江戸のツバキ

    徳川幕府が開かれると、江戸に多くの神社、寺院、武家屋敷が建設された。

    それにともない、多くの庭園が営まれ、ツバキも植栽されていった。

    ことに徳川秀忠が吹上御殿に花畑を作り、多くのツバキを含む名花を献上させた。

    これが江戸ツバキの発祥といわれる。

    『武家深秘録』の慶長18年には「将軍秀忠花癖あり名花を諸国に徴し、これを後吹上花壇に栽(う)えて愛玩す。此頃より山茶(ツバキ)流行し数多の珍種をだす」とある。

    権力者の庇護をうけて、ツバキは武士、町人に愛されるようになった。

    江戸ツバキは花形、花色が豊富で、洗練された美しさをもつ、一重では清楚な「蝶千鳥」「関東月見草」「蜀紅」、唐子咲きでは「卜伴」。

    八重では蓮華咲きの「羽衣」「春の台」「岩根絞」など。

     

    上方のツバキ

    古来、都がおかれた上方でもツバキは古くから愛玩されてきた。

    ことに江戸期には徳川秀忠の娘東福門院和子を中宮として迎えた後水尾天皇や誓願寺の安楽庵策伝などの文化人がツバキを蒐集した。

    寛永7年(1630年)には安楽庵策伝によって「百椿集」を著した。

    さらに寛永11には烏丸光広によって『椿花図譜』が著され、そこには619種のツバキが紹介されている。

    現在でも京都周辺の神社仏閣には銘椿が多い。

    品種としては「五色八重散椿」「曙」「菱唐糸」など。

    上方のツバキは変異の多いユキツバキが北陸から導入されたことと、京都、大坂の人々の独自の審美眼によって選抜されたことに特色がある。

     

    尾張のツバキ

    江戸時代より名古屋を中心に育成されてきた品種群は、一重、筒咲き(または抱え咲き、椀咲き)、小中輪の茶花向きのものが多いのが特徴である。

    「関戸太郎」「窓の雪」「紅妙蓮寺」「大城冠」などがあるほか、名古屋好みの豊満な花容のものもある。

    近隣の三河、伊勢、美濃のものとあわせて「中部ツバキ」とも呼ばれている。

     

    加賀のツバキ

    北陸各地に誕生したユキツバキ系の品種の京都の中継地として、この地は園芸の隆盛の大きな役割を果たした。

    茶の湯のさかんな土地柄ゆえに茶花向けの品種が多く、旧家の庭に多くの銘木がある。

    代表的な品種には「東方朔」「ことじ」「祐閑寺名月」などがある。

     

    富山、越後のツバキ

    ユキツバキの自生地であることから、変化に富んだ選抜品種や、ヤブツバキとの交配によるユキツバキ系の品種が古くから栽培されてきた。

    氷見市老谷の「さしまたの椿」のような巨木も多い。

    代表的な品種に「大日の暁」「雪白唐子」「栃姫」「千羽鶴」など。

     

    山陰のツバキ

    「つばきのふるさと」と言われるほどの自生地の多い地域である。

    古くから品種改良が盛んで、ことに江戸期松江藩がおかれてから盛んになり松平不昧は各地からツバキを集めた。

    萩から松江にかけて清楚な一重咲きが作られ愛好されている。

    代表的な品種は「花仙山」「意宇(おう)の里」「角(すみ)の光」など。

     

    人間との関わり

    ツバキの花は古来から日本人に愛され、京都の龍安寺には室町時代のツバキが残っている。

    他家受粉で結実するため、またユキツバキなどと容易に交配するために花色・花形に変異が生じやすいことから、古くから選抜による品種改良が行われてきた。

    江戸時代には江戸の将軍や肥後、加賀などの大名、京都の公家などが園芸を好んだことから、庶民の間でも大いに流行し、たくさんの品種が作られた。

    茶道でも大変珍重されており、冬場の炉の季節は茶席が椿一色となることから「茶花の女王」の異名を持つ。

    また、西洋に伝来すると、冬にでも常緑で日陰でも花を咲かせる性質が好まれ、大変な人気となり、西洋の美意識に基づいた豪華な花をつける品種が作られた。

    花が美しく利用価値も高いので、『万葉集』の頃からよく知られたが、特に近世に茶花として好まれ、多くの園芸品種が作られた。

    美術や音楽の作品にもしばしば取り上げられている。

    17世紀にオランダ商館員のエンゲルベルト・ケンペルがその著書で初めてこの花を欧州に紹介した。

    後に、18世紀にイエズス会の助修士で植物学に造詣の深かったゲオルク・ヨーゼフ・カメルはフィリピンでこの花の種を入手してヨーロッパに紹介した。

    その後有名なカール・フォン・リンネがこのカメルにちなんで、椿にカメルという名前をつけ、ケンペルの記載に基づきジャポニカの名前をつけた。

    19世紀には園芸植物として流行し、『椿姫』(アレクサンドル・デュマ・フィスの小説、またそれを原作とするジュゼッペ・ヴェルディのオペラ)にも主人公の好きな花として登場する。

    ツバキの花は花弁が個々に散るのではなく、多くは花弁が基部でつながっていて萼を残して丸ごと落ちる。

    それが首が落ちる様子を連想させるために、入院している人間などのお見舞いに持っていくことはタブーとされている。

    この様は古来より落椿とも表現され、俳句においては春の季語である。

    なお「五色八重散椿」のように、ヤブツバキ系でありながら花弁がばらばらに散る園芸品種もある。

     

    呼称

    和名の「つばき」は、厚葉樹(あつばき)、または艶葉樹(つやばき)が訛った物とされている。

    「椿」の字の音読みは「チン」で、椿山荘などの固有名詞に使われたりする。

    なお「椿」の原義はツバキとは無関係のセンダン科の植物チャンチン(香椿)であり、「つばき」は国訓、もしくは、偶然字形が一致した国字である。

    歴史的な背景として、日本では733年『出雲風土記』にすでに椿が用いられている。

    その他、多くの日本の古文献に出てくる。

    中国では隋の王朝の第2代皇帝煬帝の詩の中で椿が「海榴」もしくは「海石榴」として出てくる。

    海という言葉からもわかるように、海を越えてきたもの、日本からきたものを意味していると考えられる。

    榴の字は、ザクロを由来としている。

    しかしながら、海石榴と呼ばれた植物が本当に椿であったのかは国際的には認められていない。

    中国において、ツバキは主に「山茶」と書き表されている。

    「椿」の字は日本が独自にあてたものであり、中国においては椿といえば、「芳椿」という東北地方の春の野菜が該当する。

    英語では、Camellia japonica と学名がそのまま英語名になっている珍しい例である。

     

    posted by: 1513neoya | 植物 | 04:13 | comments(0) | - |